CDP/SBT
SBTに整合した地球温暖化防止への取り組みとCDPへの参加
当社は環境に配慮したエネルギーの総合商社として、温室効果ガス排出削減を進めます。 パリ協定に沿った2030年までに温室効果ガス排出量を2020年比の42%削減する目標をたて行動を開始し、2023年3月には中小企業版SBT認定を取得いたしました。また温室効果ガス排出量や、気候変動課題に対応するための組織体制や具体的な取り組みについて、外部機関からの評価を受けるCDPにも参加し積極的に開示していきます。
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SBT
・・・パリ協定が求める水準と整合した温室効果ガス排出削減目標
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パリ協定
・・・「世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて2度より十分低く保ち、1.5度以内に抑える努力をする」という世界共通の長期目標
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CDP
・・・企業に対して温室効果ガスの排出量や、気候変動などに対する取り組みの情報公開を求める活動を行う組織
1. 推進体制
当社の中長期経営計画の中の1つとして気候変動への取り組みがあります。その推進には代表取締役社長が最高責任者を担っています。社長が議長を務める取締役会の中に気候変動への取り組みを推進するための、カーボンニュートラル推進ワーキンググループを設置しており、このグループを中心に中長期環境目標の立案、目標に対する実績の報告、具体的な施策などの検討を行っています。
また、重要な施策を定めるにあたっては、経営企画会議により、提起・答申を受け、最終的に取締役会で審議・承認のうえ、当社の経営・事業方針及び活動に反映させる仕組みとしています。
2. CO2排出量削減計画
北酸は企業が与える社会的な責任の1つとして、以下のようにCO2排出量削減活動を進めます。
2020年度 実績
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Scope1
424,914 t-CO2
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Scope2
155,179 t-CO2
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Scope1+2
580,093 t-CO2
2030年度 目標
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Scope1
246,450 t-CO2
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Scope2
90,003 t-CO2
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Scope1+2
336,453 t-CO2
CO2排出量削減の取り組み
自社を中心とした排出量削減
- 環境投資、カーボンニュートラル推進活動
- CO2低排出量設備への移行
- グリーン電力の活用(クレジット/FIT非化石証書の活用)
- 調達/出荷輸送に関わる排出量削減
バリューチェーン、事業活動を通じた削減貢献
- 再生可能エネルギ推進のための太陽光PPA事業の推進
- FIT非化石証書売買による低炭素化社会の活性化
- CO2の貯蓄(地中等への埋め戻し)などの新技術研究